FX取引では、自分に合ったトレードスタイルを選ぶことが重要になります。
しかし、どれが自分に合うか迷いますよね。
そう思っている人は、ぜひ今回の記事を読んでください。
この記事は主に以下の点について解説しています。
- 4つのトレードスタイルについて
- 自分に合うトレードスタイルの決め方について
自分に合ったトレードスタイルを選び、取引で利益を上げていきましょう!
4つのトレードスタイル
トレードスタイルには以下の4つがあります。
- スキャルピングトレード
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
スタイル | スキャルピング | デイ | スイング | ポジション |
1回の取引時間 | 数秒~数分 | 数時間~1日 | 1日~1週間 | 1週間以上 |
1日の取引回数 | 数十回~数百回 | 数回 | 0~1回 | 0~1回 |
使用する時間足 | 1分足~15分足 | 5分足~日足 | 1時間足~週足 | 日足~月足 |
日またぎ | なし | なし | あり | あり |
1回の利益 | ×(少ない) | △ | 〇 | ◎(多い) |
価格変動リスク | ◎(低い) | 〇 | △ | ×(高い) |
資金効率 | ◎(良い) | 〇 | △ | ×(悪い) |
スキャルピングトレード
数秒〜数分の短時間に取引を繰り返すトレード方法。
1回で得られる利益の少なさを、取引回数の多さで補うため、取引手数料であるスプレッドが低いFX業者を利用するのが良いでしょう。
取引が活発な時間帯と通貨ペアを選択すると、より利益を狙えます。
デイトレード
数時間〜1日の間、ポジションを持つトレード方法。
1回の利益は、スキャルピングトレードより多くなります。
最長で1日もつので、重要な経済指標が発表される時間帯や相場の動きが激しくなる時間帯を把握して、取引する必要があります。
その時間帯では、利益確定・損失確定を早めに行い、損失を減らしていきましょう。
スイングトレード
ポジションを1日〜1週間持つトレード方法。
スキャルピングトレードやデイトレードより保有する時間が長いので、利益を多く狙えます。
ただし、利益が多くなれば、反対に損失も多くなる可能性があるので、相場分析が重要です。
また、ポジションを翌日以降に持ち越すので、相場変動へのリスクがあり、常にストレスを受けた状態になります。
ポジショントレード
1週間以上、ポジションを持つトレード方法。
取引機会は少ないですが、1度に最も多くの利益が得られる可能性がある手法です。
長期間のポジション保有のために、価格変動リスクが最も高くなります。
また、日をまたぐために、ポジションを翌日に持ち越すと得られるスワップポイントで、利益を上げられます。
自分に合ったトレードスタイルの決め方
自分に合ったトレードスタイルを見つけるには、「自分の性格から考える」と良いでしょう!
トレードスタイルを自分の性格から考えると、ストレスが少なく継続して取引が可能になるからです。
短期的な取引(スキャルピングトレードやデイトレード)に向いている人
- 決断力がある人
- 短時間で大きな利益を狙いたい人
- 集中力が高く機械的な判断ができる人
決断力や集中力がある人は、短時間で取引を繰り返すトレードスタイルが向いています。
短期間で、すぐに利益をあげたいという人に向いています。
長期的な取引(スイングトレードやポジショントレード)に向いている人
- 慎重に物事を進める人
- ニュースや情報を分析するのが得意な人
- ストレスに強い人
長期的な取引になるので、慎重に相場を分析する力が必要です。
物事を分析するのが得意な人は、経済ニュースや経済指標などの情報を集めて、総合的に市場を判断できます。
また、価格変動リスクから受けるストレスに耐える能力も、長期的な取引をするうえで重要です。
まとめ
自分に合うトレードスタイルを見つけることは、継続して利益をあげるためには重要です。
今回の記事を参考に、トレードスタイルを選択して、取引を行っていきましょう!