海外FX取引を始めてすぐは、取引時間がわからずに困ってしまうことも多いでしょう。
そう思っている人は、ぜひ今回の記事を読んでください。
この記事は以下の内容について解説しています。
- 海外FXの取引時間や特徴について
- 為替市場が動く時間帯、やってはいけない時間帯について
為替市場の時間帯による特徴を把握し、取引を有利に進めていきましょう!
海外FX取引時間と特徴
以下の3点があります。
- ほぼ24時間の取引ができる
- 米国標準時間から1時間早めサマータイム(夏時間)がある
- 市場が休場する日がある
ほぼ24時間の取引ができる
世界には、日本以外にもイギリスや米国などに為替市場があるためです。
海外FXでは平日の朝に、5~15分間のメンテナンス時間をもうけているので、取引できません。
それ以外の時間は取引が可能になるので、海外FXでは利益を上げるチャンスが多くあります。
米国標準時間から1時間早めた夏時間(サマータイム)がある
夏時間(サマータイム)導入期間 3月第2日曜日~11月第1日曜日
導入期間中、海外FX業者は取引開始時間・終了時間を1時間早める変更をしています。
自分が利用している海外FX業者の取引時間を確認してみましょう。
また、毎月発表される経済指標の米国雇用統計なども、夏時間(サマータイム)により発表時間が1時間早くなるので、間違えないように注意が必要です。
市場が休場になる
- 土曜日
- 日曜日
- 元旦(1月1日)
- クリスマス(12月25日)
中東などの為替市場では、わずかに動いている市場もありますが、取引ができない期間と考えてよいでしょう。
為替市場が大きく動く時間帯
為替市場が大きく動く時間帯は、
米国標準時間 : 午後 10時 ~ 翌日の午前 3時
サマータイム : 午後 9時 ~ 翌日の午前 2時
ロンドン市場とニューヨーク市場の取引時間が重なる時間帯であり、取引が活発に行われるからです。
もちろん、この時間以外でも取引は可能です。以下は、代表的な為替市場の取引時間と特徴です。
東京市場 | ロンドン市場 | ニューヨーク市場 | |
取引時間(米国標準時間) | 午前8時~午後5時 | 午後5時~翌日の午前3時 | 午後10時~翌日の午前7時 |
(夏時間) | 変更なし | 午後4時~翌日の午前2時 | 午後9時~翌日の午前6時 |
特徴 | ・ドル高、円安になりやすい | ・ユーロ・ポンドなどが取引されやすい | ・ドルストレートが取引されやすい ・米国の経済指標が多く発表される |
取引を避ける時間帯
取引するうえで、取引を避けた方が良い時間帯が2つあります。
- スプレッドが大きい早朝(午前6~8時)
- 為替市場が閉場する日(土・日・クリスマス・元旦)前の時間帯
スプレッドが大きい早朝(午前6~8時)
これは東京・ロンドン・ニューヨークなどの為替市場が閉場しており、取引が行われない状況になっているためです。
通常よりスプレッドが大きいため、取引は避けるのが良いでしょう。
為替市場が閉場する日(土・日・クリスマス・元旦)前の時間帯
閉場後はポジションを決済できないので、急激な為替変動があると、大きな損失が生じる可能性があります。
休場明けまでポジションを持ち越す場合は、為替変動によるロスカットを防ぐために証拠金維持率をあげておきましょう。
具体的には、以下の内容を行いましょう。
- 休場明けまで持ち越すポジションを減らす
- すべてのポジションを決済する
- 入金する
まとめ
いかがでしたか?
各市場の特徴を理解し、取引を有利に進めていきましょう!